何も答えない君の瞳は 僕のいない明日を見つめてる 若き日の事、変わりいく時代 あれから10年が過ぎた 特別な事など夢見ていない 期待なんてしてない 愛だの恋だのそんなものは 忘れてしまった 煙草に火をつけた 夜の街の隅で 灰になって俺の人生、 風に飛ばされていくのかな 恋焦がれたり夢を追いかけて 隣に笑う君の横顔も 薄れ消えていく思い出を置いて また桜が春を告げる 「夢は諦めたんだ」そう言い聞かせ 10年が過ぎた 部屋の隅錆びつくギターの弦を 張り替えた 煙草に火をつけた ベランダの窓を開けて 「このままじゃ俺の人生、 終われない」 そう思った 何一つだって上手くいかなかった 諦めてばかりの人生だ けれどいつまでも悲劇ぶってちゃ 何も始まらないよな いつか君に会ったら誇れるような 人生を生きていたい そしたら、家族でも連れて 会いにきてよ 俺は今もあの日と同じ夢を 追いかけているよ