小さい頃からどこか感じてたんだ 心の奥へばりつく劣等感を 何をやらせても人並には いつもできてたけど だけど一番なんか一回だって なれやしなかった Ah それでもどこか密かに信じてたんだ もしかしたら自分はきっと 特別な存在なんじゃないかって 言い訳や御託並べては また誰かの背中にふと 投げかける いつしか口癖になった言葉を どうせ… 「これでいいのか」問いかけながら 「これでいいんだ」とまた押し殺す そうやって毎日生きてきた 傷つくことが怖かったんだ それじゃ明日(あす) は変わらないままで だけど答え分からないままで 声を上げたのは誰だ? 小さいあの頃の僕だ 自分が自分でいれるようにと 明日(あす)も 誰かを愛せるようにと 大人になって気づいた僕の無力さ 何気なく過ごした日々嫌気が差した 誰にも迷惑かけずに 1人で生きていけばいいんだよね? だけど描いた夢のペンは いつからか止まったままだ なんで 明けない夜はどこにもなくて 雨もいつかは晴れ間に変わる そんなことわかってはいるけど 「もうちょっとだけ」 カーテン閉めた それじゃ明日(あす)は 変わらないままで だけど答え分からないままで 「どうせ」とまた逃げるのか? 「どうか」と前に進むのか 自分が自分でいれるようにと 明日(あす)もどこかで 笑えるようにと 1人でいればこんなに苦しい 思いなんてせずにうまく歩けるかな それでもやっぱり誰かと手を取り 答え出せる自分でいたいよ 明日(あす)も 見えないままの僕等は 何者かになれるのだろうか 「これでいいのか」問いかけながら 「これでいいんだ」とまた押し殺す そうやって毎日生きてきた 傷つくことが怖かったんだ それじゃ明日(あす)は 変わらないままで だけど答え分からないままで 声を上げたのは誰だ? 小さいあの頃の僕だ 夕焼け空の雲との切れ間に 明日(あす)という名の薄明光線