くゆらす ベランダから 煙が流れて消える 消える間際 星になった 想いを 思い出す 団地に響き渡る 豆腐屋のラッパの音が 染み付いてる コンクリート 老いた時間の匂い 遠いあなたは 氷のような 遠い僕らは 溶けるあの雲 さよならに さよならに 照らされて 人工的な丘も 僕にとっては自然で 短い草 シューズの裏 感じて君と歩いた 幼い鼓動だけが 赤い目を点滅させてた あの鉄塔を動かす 空想じゃなかったんだ 遠いあなたは 氷のような 遠い僕らは 溶けるあの青 さよならに さよならに 包まれて 遠い僕らは 氷のような 遠い僕らは 溶けるあの青