夢に見たこの街が去る ずっと光ってる そうずっと光ってる こんな夜にひとり 少年少女の頃なんて、思い返さない 帰りの道すがら足下に溜まる桜の花 懐かしい匂いはもう 思い出せないけど 悲しくもない 歩いて歩いて、歩いて歩いて 歩いて歩いて、歩いて、沈む こんなこと繰り返して 未練がましいね、笑っちゃうよね 君は待っていたのかな 固いベッドで寝返りをひとつ 少し雨が降り出した 窓を開けて吸い込む夜 あと一回 もう一回 夢に見たこの街が去る ずっと光ってる そうずっと光ってる ここから少しも動いてないけど 遠くなってく 数えて数えて、数えて数えて 数えて数えて、数えて、浮かぶ こんな簡単なことにさえ 気付けないままで、泣けてくるよね 君は待っているのかな 明るい夜に抜け出すひとり 少しの雨に照らされて 秘密の呼び鈴を鳴らす あと一回、もう一回 あと一回、あと一回 もう一回、もう一回 あと一回、あと一回 もう一回、もう一回