真夜中。君と歩くのが好きだった 意識なんてしなくとも 日に日に合っていく 歩幅も、呼吸も、瞬きも。 どれもが心地よかった それでも愛は哀に変わって 変わらない君と日常を 終わらせることにしたんだ さよならの前に残した優しさは いつまでも消えない痛みに変わる それでも最期に泣いてるのは私で 君は何も知らずにただ眠るだけ。 じゃあね、明日にはもういないから 嘘つき。君が眠る前で呟いた 意識なんてしなくとも 日に日に離れてく 香りも、視線も、口癖も。 どれもが悲しかった だから愛は藍に終わって 酸素の代わりだった君と お別れすることにしたんだ わがままな君に残した愛情は いつまでも消えない痛みに変わる それでも最期まで幸せだった私は 君にこの痛みを気付いてほしかった さよならの前に残した優しさは いつまでも消えない痛みに変わる それでも最期に泣いてるのは私で 身体は許しても心は許さないよ。 どうか、全部全部忘れないで 空っぽになった心 滔々とこぼれ落ちる悲しみ 私はきっとこれからも 何も忘れることは できないだろうけど どうか君がいない世界でも 上手に息ができますように。