届けたくて 耐えてしんどい 耐えてしんどいを繰り返してくよ たとえば僕が 明日ロックスターになっても 君との日々を歌うよ 駅前1月の正午 いつものみどりの窓口 集合は午前11時 君は遅れてきたんだ 2人の行きつけの店で いつもの珈琲を2つ頼んで 君は黙ってた 対して僕はそれが嫌だった 珈琲が冷め始めたころに 君は告げた どうしたって 君が欲しんだよ 耐えてしんどい耐えてしんどいを 繰り返してでも 変わってくれるんだって 願っていつも 君を想ってるよ 昨日の夜も あいつと飲んで ずっと君の 自慢話だったよ むちゃくちゃかわいいじゃんって 褒められたけど 僕はなぜだか少しイラついた 借りてきたドラマのワンシーン 男女が絡み合うラブシーン 髪の匂いにムラついて さりげなく灯りを消した 君は怒ってた ほんとそればっかだって 違うよ それでしか君の気持ちを 確かめる術が僕にはなかった 珈琲が冷めきった時には 終わりだった どんな時も わかってあげるよ それ以外捨てた 染まった 気づいてたんでしょ? 聴かせられた あのロックスターの名曲は 今じゃ挨をかぶってる 帰る前に 2人で通った 終わったあの店に入ったんだ 変わらない音楽と 髪を切った君がいた 涙が頼を伝った 信じられなかったんだ ねえ、どうして わからなかった あの日より苦しい あいつのどこがいんだよ 久々見た笑顔に喜べないよ きっと嫉妬してんだな 届けたくて 耐えてしんどい 耐えてしんどいを繰り返してくよ たとえば僕が 明日ロックスターになっても 君との日々を最後まで歌うよ