あれから一月経ちます。 君はどうしてる? 僕はあいかわらず 馬鹿げた夢を見ています。 強がるしかてだてがなく、 日々やりすごすけど 電話がなるたびに、 胸がどきどきします。 泣いたこと。笑ったこと。 そのすべてを 分かち合うこと。 ただそれだけで嬉しかった。 また季節はめぐって行くだろう。 僕はどこへ行く? 甘い言葉だけをならべて、 傷付け合わないように、 永遠につづいて行くものと 思い込んでたんです。 恋は、こんなにもかんたんに 壊れてしまうのだと 春風が吹いて、 教えてくれたんです。 春なのに、 こんな悲しい歌はいやだよ。 カメラのなか君がまた フラッシュバックするよ。 いままだ抜け殻の僕だけど、 ひとつ気付いたんです。 泣いたこと。笑ったこと。 そのすべてを分かち合うこと。 人はだから生きて行くのでしょう。 君がくれたたくさんのメロディー。 響け。もっと遠くまで。