揺らぐ羊水を漂う 確かな決意抱いて 悲しい記憶に馳せる 後悔も流れ吐き出され 切り離されていく身体 目的は無意識の奥底へと 目を閉じたまま白日のもとで 業に泣き叫ぶ産声をあげる 苦痛に塗れ疲れ果て 未来は姿見せず 何故産み落とされたのか 闇雲に答えを探して 蝕まれていく精神 慟哭は無意識の奥底へと 目を見開いて刻の終わりまで 声にならない激情に焦がれ 想い繋ぐ管をこの手で千切って 物語を綴る また初めから 空が泣き出す 鳥が羽ばたく 鎖引摺る 貴方が見える 夢は引き裂かれ 足を止めずにただ歩き続け 業の示すまま息が絶えるまで 芽生えた意識 取り戻すように 探し続けて 巡り会えるまで 思い出せるまで 永い眠りがヒビ割れる