月の虹

歌詞

悲しくなんてないからね ただ少し疲れてるだけ いつの間にか作り笑いばかりだね ほんの一瞬きらめいて またすぐ空に溶けてゆく 君のやさしさはまるで花火のよう なんでも出来ると思ってた だから余計惨めになった 擦り切れたゆめと汚れた心 あふれだす涙だけはいつも真実で つたない言葉 想いは鳥になって 暮れる空の向こうへ 月の光が映す七色世界 胸の中そっと ねぇ神様 届かないと 知ってるのに 願ってしまうんだきっと ああ どんな風に笑えたら きれいになれるの? 「大丈夫」って君は言う 無責任でお節介で それでも触れていたいと 思ってしまう 一瞬の輝きだけで 心奪われてしまうの 君のやさしさはまるで花火のよう 上手く嘘がつけないんだ 自分だけが不器用に思えて ありきたりな感情なのかもしれない ありふれた歌なのかもしれない それでも… 言葉に隠す痛いほどの想いを そっと月に彫る 淡く揺れる光 七色架け橋 見上げた空 ねぇ神様 叶わないと 知ってるのに 祈ってしまうんだきっと ああ どんな風に歌えたら こころひらけるの? 月の光が映す透明な世界 鳴らない声 ねぇ神様 擦り切れたゆめを胸に今日も 願ってしまうんだきっと ああ どんな風に歩けたら あいしてゆけるの?