不透明な予感 夜明けを待つ 淡い期待は 白い朝が奪い去る また繰り返す 同じ夜をただ、じっと耐えて 眠れる夜を待っているの 真夜中の電話に早る心 「これで最後」だと言い聞かせて どんなに依存性の強い薬よりも あなたの世界からは抜け出せないの 冷たいシーツと 優しい温もりに抱かれながら 二人瞳を閉じる 背を向け無口な横顔 皮肉な太陽 一つの影 嘲笑う 心を生き写した様な 散らばる部屋で 一人、数え切れない涙 はじめから全部分かってる “いつか、きっと”なんて絵空事 離れていく心 気付かないふりして 溢れ出す感情を押し殺して 優しい嘘に笑顔を作って 運命という名の 魔法が解けるまで 涙はいつか枯れるの? どんなに依存性の強い薬よりも あなたの世界からは抜け出せないの “会いたい”の言葉を待ち続ける夜 瞳を閉じたのは朝焼けの空