誰もいないブランコが 揺れている 明日の冒険を 夢見る子供たちが おうちへ帰って いったのかな 誰もいないブランコが 揺れている 童心に帰ろうと 意気込む大人たちが 日々をリセット してたのかな 誰もいないブランコが 揺れている 心の行き場をなくした あの人が 思いを馳せて いたのかな 誰もいないブランコが 揺れている 新たな瞬きに はぐれた星たちが こっそり遊んで いるのかな 誰もいないブランコが 揺れている 壊れかけの 振り子時計のように 夕闇を連れて 時を刻んでいる 誰もいないブランコが 揺れている 描く弧は穏やかに点となる 誰もいないブランコをただ 夜風に吹かれ じっと眺めていた
