衝動を抑えきれなくて 無心で走り出した いちいち立ち止まって 考える余裕さえもなくて 迷いながらも地を這って 血だって流して 行き先見失って また見つかって 見たことある景色だ 同じことの繰り返しだ 聞いたことある話だ みんな同じような事を言うんだ 型にハマってもがいては苛立ってる 時間の無駄だって分かっていたって 熱は下がらないまま 鼓動は高鳴るばかりで 降り止まない幻想 希望ににも似た雨 繰り返す悪夢と 耳鳴りのサイレン 引き返すには 遠くまで来過ぎたみたいだ 時折投げ出してしまいたくなるんだ 心を失う前に 自分を失くしてしまう前に 出口のない迷路さ 手も足も出ないまま 救いの声も届かないくらい 深い谷に滑り落ちたんだ 翼なんて生えてはこなくて 虹の橋も架かりはしないんだ 空虚な覚悟は 闇に消えてしまいそう 僕なら既に迷子さ 前も後ろも無いんだ 救いの手も届かないくらい 深い森に呑まれたんだ この世界は無情で冷酷だって また誰かのせいにして嘆いてる 安全な場所から 自ら逃げ出して来たくせに