いつの間にか忘れるのが怖くて 君が気に入っていた ピアスを真似して左に付けたんだ 他の誰でもない、 君だけの目に映ればそれでよかった 冷め切った心はほったらかしで 傍に置き去りの 指輪が僕を見透かし笑っていた 二人で揃えたモノが多くて 捨てられずにいたんだよ ひらひらと舞う花のような 僕の手をすり抜けてく君を掴めたら 今日の空も違ってたかな? まだ僕の記憶の中じゃ 君は枯れないまま あの日が最後と分かってたなら もう少しマシな嘘も付いたよ 君が育てていた勿忘草が 綺麗に咲いたから 思い出してしまうよ ゆらゆらと舞うこの気持ちは 春の風に遠くまで乗せてもらおうか 今日までに鍵を掛けたら 君の事忘れるからさ、 まだ好きでいさせて