夏風に吹かれて 君の香りがチラついた すぐに溶け出しそうなアイスも 半分個しといて良かったね 特別なんてもの 私には早いと思ってた そんなこと忘れるくらいには 気の抜けない夏になりそうだな 照らす日差しは落ちる事なく まるで私の気持ちがバレたみたいだ 赤く染まる頬に君は 気付いていたのかな? 君の魔法にかからなかったら 一人の夜も寂しくはないのに 届きそうで届かなそうな 君の左手に少しだけ熱を残した ぬるくなってしまった 君と飲む為のこのサイダー 今日も言えなかった フタは空けられないまま 弾けてしまいそうな 心臓は早くなるばっかだよ 今日も言えなかったけど 君の顔も赤かった 私が魔法を使えたとしたら 君の心を覗き見るのに 知りたいけれど知りたくないのは 君も同じでしょ? この夏が終わる前に