あなたのストーリー 1口かじった かつてない深みに頬が歪んだ 闇が濃くなる時 あなたは言った 赤く熟したなら分かるだろう 私はまだ緑の無知な果実 皮を剥かないのはまだ怖いからだ 赤く輝くあの姿に憧れ どこかに太陽の光探してる 雨も風も同じ浴びたのに 色味も形さえ似ることできない 1人日陰る時 あなたは言った 砂糖漬けより素朴が好きと 私はまだ緑の無知な果実 奥深くなるように時を食いつくす 手をかけた分だけ照り返す光 だから今という日を少しずつ 貴方じゃなきゃお腹は満たぬままで 溢れかえる中から1つ選ぶ 私はまだ緑の無知な果実 いつか太陽の光浴びるまで 葉を広げ力尽きるまで生きていく