君は3歳の時に僕を買ってもらった 男だけど可愛いもの好きな君は 僕を片時も肌身離すことなかったね 寝る時もいつも一緒だった 受験勉強の時も僕をそばに置いて 気付けば僕を抱きしめ眠っていた 修学旅行で君と見たスクランブル 交差点 目に焼き付いて離れない 君の愛しいよだれを 一身に吸い込んで 僕らは清らかな愛を育んでいった 君に初めて僕以外の好きな 人ができた OKの返事 リュックで見届けたよ 君の幸せ 僕も嬉しい 応援したかった 君と一緒にずっと幸せでいたかった 彼女との初めての記念デートの日 君はすっかり有頂天で スキップしてた そんな君を見て僕もすごく 幸せだった あの瞬間までは あの瞬間までは 生まれ初めて僕は君に放り投げ 出された 暗い川底が僕を飲み込んでく 橋の上で踊り狂い はしゃいでいる君は 何も気づかずに次の幸せへと ずっと君と一緒が当たり前だった 僕はどうしていいか分からない 僕はどうしていいか分からない 僕はどうしていいか分からないよ 君は僕のことを今でも 探しているかな もう僕のことなんてどうでもいいの かな だって新しい幸せが 見つかったもんね 僕とじゃ分かちえない幸せを 純真無垢だった心が汚れ汚れてく これは君のせい? 知らないけれど 川岸の泥にまみれて 僕はずっと君を 待っているからね 待っているからね