雨音が鳴り響いている 窓の外 暗闇の中 あの頃に溺れてゆく 君の声が聞こえた気がした 傘を差す 真夜中の道端 水たまりに零れ落ちてゆく ah すれ違う二人の距離は 穴が空いて縮まらない 後悔を拭い切れないまま僕は 俯いている 行かないで 君との想い出が雨に打たれて 色褪せてしまわぬように そばに居てくれるだけでいいの そしてまた夢の中 季節は巡り続けてゆく 立ち止まる僕を置いて 二人だけの時間が通り過ぎてゆく 淡い記憶よ 消えないで こんな夜も涙でぼかして 目を逸らして生きてきた 堪えられない悲しみも 雨と共に泣いてしまおう 大人になった僕らはきっと もう会う事はないけど 心の雨は降り続けてる いつか晴れるように 前を向いて さぁ歩きだそう