孤独な森の奥で 一人で膝を抱えてた 祈り方も忘れたまま 月の光だけが落ちてきた 汚れた手を見つめながら 笑えるくらい似合わない それでも光は降ってくる なぜか なぜか 善い人でさえ届くなら 僕みたいなのは なおさらだろう 善人なおもて往生す いわんや悪人おや 正しく生きられなかった夜も ちゃんと数えられてるから 善くなれなくて ごめんねじゃなくて そのままでいい そのままでいい 誰かが言った ずっと昔に 救いはお前のためにあると 残酷な戦いの果てに 何を守れたのかわからない 剣を置いた手のひらに 月の傷が光っていた 正しい側にいたつもりで いつの間にか血まみれで それでも朝は来るんだろうか 森の向こうに 善い振りが上手な人よりも 本当に迷ってる僕の方が 善人なおもて往生す いわんや悪人おや 正しく生きられなかった夜も ちゃんと数えられてるから 善くなれなくて ごめんねじゃなくて そのままでいい そのままでいい 誰かが言った ずっと昔に 救いはお前のためにあると 月の光が森を割って 僕の影を長く伸ばす 善人は自分の力で立てる でも僕には それができない 残酷な戦いを生き延びて まだここに立っていること 壊れてるから 受け取れる 欠けてるから 届いてくる 善人なおもて往生す いわんや悪人おや 正しく生きられなかった夜も ちゃんと数えられてるから 善くなれなくて もう泣かないで そのままでいい そのままでいい 月の光の 森の中で 今夜だけは 信じられそうだ いわんや いわんや 悪人おや
