独占欲が生まれた瞬間、 どこにも行かないでと 君が何より愛しく思うよ スタンダードな恋の歌の、 言葉が胸に響いたのは 君のせいだったかな 今も鮮明に覚えている、 初めて歌に心を奪われた日 言葉よりもただ、 メロディを追いかけていた 何度も何度も、 繰り返し歌っていたあの曲が 今は少し違った意味をもって 胸をざわつかす 光る海青空の下の君、 誰よりも美しくて 世界一の女神だって思うよ スタンダードな夏の歌の、 暑さに心燃やしたのは 君が眩しかったから 街に流れるあのメロディが、 二人の季節を彩っていた 歌詞も風景に溶け込んで リズムに心を委ねてた 何度も何度も 繰り返し歌っていたあの曲が 僕らの素敵なバックグラウンドで ドラマチックにさせる イルミネーションじゃない光が、 そこらじゅう溢れている 誰かが誰か愛すると見えるよ スタンダードな冬の歌に、 愛が溢れて輝くのは きっと、その温もりのせい 愛という限りのない言葉、 様々に彩られて 今日も世界中に流れている スタンダードな愛の歌がいつでも 光を宿すのは 君がいるからだよね