優秀な君、 綺麗なまま、 世界の縁ギリギリで透明さを 保ってるの? 統計は、 「君が居なくなろうとも針は 止まらない」 と言ってるよ、 ね え? 先生、 先生! 死んでも死にきれない! あのこが、 大嫌い! No 嫌、 嫌、 嫌、 嫌! No! 嫌、 嫌、 嫌! ねえ、 ねえ、 ねえ!ねえ......? 何も信じられない! わたしの、 勘違い? No 嫌、 嫌、 嫌、 嫌! No! You are 寂しい。 否定のような、 気味の良い、 悲しい?苦しい? その全て、 君よ。 聡明な君、 騙されないよう。 先の見えない 「苦しみ」 先生、 先生! あいつも流石にさあ、 あれは酷くない? No いや、 いや、 いや、 いや。 No! いや、 いや、 いや。 ねえ、 ねえ、 ねえ!ねえ......? やっぱり、 私かなあ? ......私、 悪くない。 No 否、 否、 否、 否 No! 腐り切ったその妄想を、 捨てきれるように。 「彼は、 死んだんだよ!」 世界と合わなかっただけ。 揺らいじゃったんでしょう? あなたも楽に、 なりたかった。 でも、 死ねないんでしょう?君は。 先生、 先生! 証明するにはさあ、 世界はこんなんで。 No 嫌、 嫌、 嫌、 嫌! No! 嫌、 嫌、 嫌! ねえ、 ねえ、 ねえ、 ねえ、 思ってたよりもさあ、 世界冷たいね。 No 好き?好き?好き?好き? No! 先生、 先生! 証明したかった。 君の価値観で。 No 嫌、 嫌、 嫌、 嫌! No! 嫌、 嫌、 嫌! ねえ、 ねえ、 ねえ、 ねえ、 私は弱かった? 最後に、 教えて。 No No You are 私。 残念だが、 君の好きな世界はとうに、 消えてしまったのよ 聡明な君、 逃げたいのなら、 今。 それすらも、 忘れる前に。