Track by鶴田 浩二
青いベンチに 忘られて バラの蕾も 濡れていた 霧がとっても 深い夜 あの娘 まちまち 淋しさに 吹いたもんだよ 口笛を 独りぽっちを 泣かすよな 白い冷たい ロンソンの 銀のライターの 肌ざわり 可愛いかたみを 握りしめ そっと吹こうよ 口笛を ビルの谷間の 地下にある 酒場(バ-)につとめて いたあの娘 いまはもとより 倖せか 赤いネオンに 訊くように 吹いてみようよ 口笛を