ごみ箱に捨てたもの

歌詞

いつかの領収書 食べかけのお弁当 タバコの吸い殻 破れた本の表紙 散歩で使ったマスク お土産の紙袋 使ってないマフラー 君の好きな赤い飴 あの日の喧嘩言葉 君宛に書いた手紙 言えなかった「ごめんね」 って書いた手紙 こんなのいらないかな こんなのいらないよな 誰のものでもない ガラクタをただただただただ 擦り切れるくらい見つめていた 並の恋愛映画 真っ赤なワンピース あの日見た夕日 一目惚れの1ページ 手料理のレシピ達 灰皿代わりの空き缶 濡れたシャツ 明日にも邪魔できない時間 張り付いた飴玉 割れちゃったマグカップ お揃いのキーホルダー がついたこの世界の合鍵 こんなのいらないかな こんなのいらないよな ガラクタの隙間を 埋めるようにただただただただ 忘れてくよに 落としていく 居場所を奪っただけなのに 急に君の気配が落ちて まるでずっとそこに なかったみたい 収まっていく 溜まってく君と 真っ青なあの日が 逆再生して まだ前向けないや こんなのいらないかな こんなのいらないかな 少しずつ捨てるよ いつか君を殴った言葉を 投げられるように こんなのいらないから こんなの消えてなくなってよ 君が捨てていった 合鍵をただただただただ 拾いに来るのを 待つばかりだ