あるひとつぜん うちにやってきた ちっちゃなかいじゅうのおはなしさ しわしわのてに まっかっかなかお ぎゃおぎゃおって おおごえでないてんだ ままのおなかが あれれ ふしぎね ぺちゃんこになった あんなにおおきかったのに なにもなかったように おっぱいのんで きみがいるだけでうれしい あのね あのね ぼくんちのかいじゅうは ぼくにすこしにているんだ あのね ぼくが きみのなまえをよぶと うれしそうに だきつくんだ ずっとずっと ぼくがきみをまもるよ せかいいちのかいじゅうさ あるひとつぜん うちにやってきた ちっちゃなかいじゅうの おはなしさ よだれたらして くしゃくしゃなかお ぎゃおぎゃおって おおごえで ほえるんだ よそみをしたら あれれ だめだよ すぐにおへやが ごみばこみたいだけど なにもなかったように わらってる きみがいるだけで たのしい あのね あのね ぼくんちのかいじゅうは はちゃめちゃで あばれんぼだけど あのね そのね すやすやねむるかおは てんしなんかより かわいいんだ ずっとずっと ぼくがきみをまもるよ せかいいちの かいじゅうさ いつか ぼくたちおっきくなったら ふたりだけで たびをしよう あのね どんな かいじゅうがあらわれても ぼくがいれば こわくないよ ずっとずっと ぼくときみはいっしょだよ せかいいちのかいじゅうさ