もういくつ寝ると大往生 愛し祭りも残すところ あと僅かのよう 笑い続けるよ なおのこと 来世前借りでもなきゃ 理屈のつかぬ果報 形のいい石拾って セミの抜け殻あつめて 道に咲く花は摘まずにおこう 帰ったら今日の全部を話そう 散々喋って 眠たくなって 日がまた昇る 冴えない日々のフェスタ!! 流行らない歌のような くだらない日々がフェスタ!! 止まらない今がそうだ 目指してんのは すべてを連れての大団円だ この愚かなる日々が どうか死ぬまで続きますように 終日はちゃめちゃの大騒動 エンドロールに書ききれぬほどの 好きな人 心地のいい悪夢の中で 愛するきみに出会えて たまに古びた名画座に行こう 帰り道あれやこれやと話そう ぬるま湯めいた地獄にだって 日はまた昇る 毎夜始まるフェスタ!! 踊る阿呆になれそうな 身勝手に届くフェスタ!! 暗い部屋で受け取った 嫌っていた奴らも笑うよう 声嗄らすんだ 酷くお粗末な馬鹿騒ぎが 明日も続きますように 笑えないいくつかを除く全部笑えた らエンディング 「光陰、屁の如く」なんつって、 じゃあまたね 90歳で冷たくなって 煙と消える 冴えない日々のフェスタ!! 流行らない歌のような くだらない日々がフェスタ!! 止まらない今がそうだ 冴えないきみのフェスタ!! 縋ってくれてもいいや くだらないだけのフェスタ!! おれも誰かにもらった 待ち受けるのは 超ご都合主義の大団円だ この愚かなる日が続けば 墓まで踊り出すように