憂鬱を色にすれば あの夜 忍び込んでいた 蒼い月光の様になるだろう そして彼女の口から 零れた切実な一言を覚えていない 退屈で息絶えた おかしいのは僕の頭(ココ)か? 決して傷つけること望んでないけど どうしてもねぇ... 彼女を壊してしまうもの全てから 守ろうとしてきて僕が壊していた スイート・スイート・アンド・ ビタースイート ダーリン 紫に変色した唇を僕に 押し付けてきた古い感情 せめて体だけでも温まりたいと 寄り添うのが哀しき始まり 屈折を繰り返し ぶつかって やがて消えていった 分からない物に理屈を つけてきたのが間違ってた 男のクセして 泣くなんてどうかしてる 風が涙誘う どうやって止めるんだっけ? スイート・スイート・アンド・ ビタースイート ダーリン また朝が来て日の光が差し込む 一人きりの部屋は白いキャンバスで 動けない僕はただの 黒い染みでしかない 例の月光を受け継ぐ 苦くて苦いだけの チョコレートは溶けて どうでもいい どうでもいい どうしようもない どうしたい どうしよう どうしてもねぇ... どなたか何処かで泣いている 彼女をみかけたとしたら そっと抱いてやってよ その娘はいい娘さ よろしく