急ぐ足に絡みつく後悔 振り払う勇気もない 愛があるならそれでいいと ぽつり呟く横顔 蕩けて 混ざりあう 放り出したガラスの靴 鐘がなればまた沈んでゆく 色を無くした私は何も残らない 夜が明ければもう戻れない 裸足で踊るシンデレラ 醜い貴方たちの手も 腹も 顔も 呪い解く魔法はない つま先を 踵を 切り落としたって そんな靴に価値はないのよ 鐘が鳴ればまた沈んでゆく 色を無くした私は 夜が明ければもう戻れない 裸足で踊るシンデレラ このティアラもドレスも 灰に塗れた私は途方に暮れるのね そんな私を見て貴方はきっと 嘲笑うのでしょう