僕の好きな歌が 君のハナウタになる 君の好きな冬を 僕も好きになる そうやって僕らは 似ていくんだろうか 出来るだけ瞬きせず 君のいちいちを覚えていく わがままを聞かせてくれるのなら 君に触れたようで安心するのに 君の好きなハナウタに僕もつられ 歌う 僕の好きな夏を君も好きになる もうずっと僕らは 似ていたんだろうか 夏の空咲く花火も冬の暖かな 白い息も 忘れてしまいそうになった頃に 同じ季節が来る 出来るだけ時間をかけて 君のいちいちを覚えていく わがままを聞かせてくれるのなら 君に触れたようで安心するのに 僕の好きな歌が 君のハナウタになる 君の好きな冬を 僕も好きになる