明け方の劇場で 君と巡りあったんだ 慣れない光の中 僕の心奪われたんだ けどこの声は もう届かないと分かってた 9日目の物語 明け方の劇場の前で。 取り戻したいんだ あの暑い夏のこと 36℃の温度が妙に 鬱陶しく感じたんだ 会ったことも無いはずの 君が夢に出てきたんだ ぼんやりとした記憶辿って このパズルを揃えた 繰り返してても 同じ景色ばかりだったから どうせならいいや 消えちゃうならいいのかな? 「私のこと見つけ出してよ」って 記憶だけが頭にあった。 寂しさが漂った砂浜で 宝物を探してた。 明け方の劇場で 君と巡りあったんだ 慣れない光の中 僕の心奪われたんだ けどこの声は もう届かないと分かってた 9日目の物語 明け方の劇場の前で。 君と乗った最終列車 終わりはすぐに訪れた あの劇場に向かってずっと 歩き続けてたんだよきっと この世界で出会った2人なら 暗い夜も越えて茜色の景色を 「映し出していけるかな?」って 涙を流してた。 「あの時に戻れたら」とか 口にしなきゃよかったのかな? 10日目の花はもう 枯れ始めてしまったんだ 窓から覗く青い空。 懐かしい日々のハイライト。 鮮明な景色だけ辿って 今思い出したんだ 夏の夜から始まったのかな? 君と2人だけの物語は 「お伽話みたいに綺麗だね」 あげたネックレスが揺らめいてた。 過去未来なんて関係ないって 君は僕の目を見て言った フィルムに上書きしていけるかな? あの夏を守れるように 明け方の劇場で 君と巡りあったんだ 慣れない光の中 僕の心奪われたんだ けどこの声は もう届かないと分かってた 9日目の物語 明け方の劇場の前で。 君と乗った最終列車 終わりはすぐに訪れた あの劇場に向かってずっと 歩き続けてたんだよきっと この世界で出会った2人なら 暗い夜も越えて茜色の景色を 「映し出していけるかな?」って 涙を流してた。