午後の教室で カーテンが揺れた それと同じくらい ありきたりな景色 陽だまりの窓辺で 君が笑った 僕は全ての 言葉を無くしていた 胸の鼓動に息が詰まって 昨日までの僕には もう二度と戻れない場所 なぜだか胸が痛いけれど とても優しい気持ち 今まで出会った 他のどれも似てない気持ち 僕の心全部を 埋め尽くしてる こんな気持ち呼ぶための 言葉は何だろう 幾つもの声が 響く教室で 僕はただ君の 声だけ探していた 誰かの話に 君が笑った なぜか素直に 僕は笑えなかったよ いつも通りの距離に居たって どうしてこんなに遠く感じるのか 果てしないほど こんなに苦しいのにさ 無くしたくないんだ 初めて出会った気持ち 何て呼べばいいのかな 聞いたことはあったけど 知らなかったよ やっと見つけた言葉は 「君が好き」 僕が持っている 言葉全部を ひっくり返して 綺麗に並べて ぐちゃぐちゃになって 一つ残ったよ やっと見つけた言葉は 君に届くかな たった一つだけ とても簡単なことなのに どうしていつもみたいに 言葉にできない 溢れるほどの想いを 全部込めて 君に伝えるよ 「僕は君が好き」