街行く人波の中 すれ違う君に 香りで気づいて すぐに振り返る 他人の背中の奥 見失った後に 冷たい手のひらで不意の目隠し Ahこのままずっと 時間が止まってしまえばいい そんな胸の高鳴りを感じた いつしか二人は 愛というものに慣れて ありのままの自分に甘えすぎた そんな日々の中 気付けなかった本音を 涙をこらえながら君は言った 「ねぇ…気持ちがわからない」 君の言葉が分からない そばにいるから だから見えなくなる 君を失う事なんて考えられない 答えはその一つなのに 抱きしめることさえも 出来なくて苦しめてた 「聞きたかった」 「でも聞くことなんて出来ず」 「ずっと変わらないでいる気持ちを 伝えて欲しくて」 だけど側にいればいるほど 見えなくなる想い 当たり前の日々の中で苦しめ続けた 君を失う事なんて考えられない 答えはその一つなのに 抱きしめることさえも 出来なくて苦しめてた