あなたに傘を 冷たい朝の雨が体温の隙間に流れこ むから あなたの紡ぐ唄に今日は心を浸して いよう あなたを想う気持ち それはあまりにも象っていたよ 優しい声が止んでそっとまた手繰り 寄せた ゆっくりとゆっくりと 染み込むことをただ待っていたの あなたに傘を 愛にカタチを 口ずさむほど愛おしくて 触れてしまえば戻れないから 今はまだ雨音聞かずに それだけでいい それだけがいい あなたが泣いた歌に頬を濡らしたよ 同じ理由で 重なる雨の中で ほらね また会いたくなった あと少しあと少し 眠らずこの唄を忘れないように あなたに傘を 愛にカタチを 口ずさむほどこれでいいと 日々に小さな光が灯る この夜も雨音聞かずに それだけでいい 出会えただけで あなたはわたしに わたしはあなたに あなた色の傘を差そう あなたに傘を 愛にカタチを 口ずさむほど愛おしくて 触れてしまえば戻れないから 今はまだ雨音聞かずに それだけでいい それだけがいい この唄だけで 出会えただけで