血を止めて今ぼくは指を見ていたよ 眠れない夜はもう終わりになるかな 替えた絆創膏は 不器用さとそれでも前を 見てることの証明で 捨てるときには少し元気も出たよ 「ぼくは風を生みだす機械だ」 どうしたって呼吸を止められない 強いぼくは ひとつひとつ叶えていた ほんとは先に気付いてたんだね 泣いて笑って また明日も会おうよ とても綺麗な夕日が見えたよ 火を止めて今ぼくは月を見ていたよ 渇いていたのどはもう気にならない 千切れた時間の欠片は 茜く染まる大きな太陽と共に沈み 透明になったよ 洗いものを終えたら もう寝てしまうよ 「ぼくは空を乱す機械だ」 どうしたって揺ら揺ら広がってく ああ 強いぼくは 忘れず覚えていた ほんとはずっと知ってたんだね 泣いて笑って また明日も会おうよ とても遠くで雪が降ったよ 千の体を跨いで声が聴こえる 怖いモノが見えずに震えていた ほんとはね 知ってたんだよ なんでもっと 素直に笑えないんだろう 瞼を閉じて 強いぼくは 見えずに震えていた 泣いて笑って また明日も会おうよ 雪が降ったよ ああ 強いぼくは ひとつひとつ叶えていた ほんとは先に気付いてたんだね 泣いて笑って また明日も会おうよ とても綺麗な夕日が見えたよ 血を止めて今ぼくは指を見ていたよ