周回軌道を外れた衛星 目が覚めて気付く、 遠くまで来たんだ 華やぐ通りに馴染めず一人 ネオンの夜風が僕の影を揺らす 繰り返すエンドロール 色褪せたフィルム 僕らはただ悲劇を演じるアクター 月の向こうで君が笑ってる 届かないと分かっていても 手を伸ばしていたんだよ 羽を広げて静かの海へ 眠れないこの街に君の歌 ほら聞かせてよ 周回軌道を外れた衛星 目が覚めて気付く、僕らバラバラで 書きかけの story 旅路はそう slowly 確かな記憶に映った君の街 月の向こうで僕は漂ってる いつだってここは孤独さ 息も凍らすほどに 何も聞こえぬ静かの海で 眠れないあの街に僕の歌 ほら聴かせるよ いつだって行き先は回り道で 果てなく広がる宇宙だから 幾千の夜が続いても いつか眠りにつく頃に出会える 月の向こうで君が笑ってる 届かないと分かっていても 手を伸ばしていたんだよ 羽を広げて静かの海へ 眠れないこの街に君の歌 ほら聞かせてよ