惨憺たる生と知って 偽ることをやめたって 無関心な君の表情を 変えることは出来ないの? 散々な昨日でも 繰り返し思い起こすんだ 終末のルミネント呼び覚ます劣等 色彩を理想に帰す 音もなく近づくはじまりが 失った日常を変えていく 冷えた交情の落ちる先 フィラメント張り詰めた閃光 透き通る陳腐な謳い文句を 絡ませて肺胞を探る 惑う視線 はっと息を突く 一切合切 翳して 放て夜の帳 穿つは黎明 静かな睥睨を以て 前人未踏 名も無き時代のその先へ 捨て去れ泥濘思想 重ねた言の葉 隠した双眸の正体を 深く繋ぐ 心臓の証明を今 吐き出せ