吹く風に放たれてゆく がんじがらめの僕の歌声は 変わることない世界を 映し出すありふれた痛みさ もしもまだ叶うならば 届けてよ 虹の彼方まで 「何を語れるというの? 退屈な君の見てきた風景で」 決まり切ったその唇 僕の何がわかるというの もしも明日会えるならば 教えてよ 君の絶望も あきらめることをあきらめたら きっと言えないことも 言えるのだろう 傷口を晒したままで 生き永らえてる君の歌声は 来ることのない夜明けを 暴き出すたった一つの奇蹟さ もしも神がいるのならば 救ってよ 矛盾だらけの僕を 喪われた季節の中で きっと見えないものも 見えるのだろう そうさ、君のことを忘れなければ きっと歌えないことも歌えるだろう
