晴天の霹靂 形ばかりの春が通り過ぎて 慣れたくないものに ただ慣れてしまった 誰の表情だって まともに見えないな 突然大人にされたってわかんない あー もう何もかも全部 笑えなくなるんだな このまま今日終えて 夜の帳が下りるその前に やりたいこと一個 諦めなきゃなんない わかってくれなくちゃ なにも始まらなくて 秒読みなぞったまま見上げる天井 俯瞰できるような強さ 授かれますように 腹五分目の不機嫌飼い慣らし ショートカット連なって不安視 16対9を抜け出して遊ぶ 共犯みたいな感覚 僕ら絵画みたいに口を噤んで そこにただ並んでいたくはないし 燦然な夜の一部になって 無双も迷走もできないけど 願ってばかりで塞がった 両手を解いて ここにいるよってこと交信したい 溶ける、化ける 並んだ優劣で 変わるセカイ逃げ出して 赤く灯るばかりの摩天楼 観覧車は息を殺して 見上げても夜はまだ明けなくて 退屈しのぎ 繰り返してるうちに 「もう帰る時間だよ」 だなんて味気ないや そうやって今日だって眠って いつも等身大だって偽ろうとして 出来合いのセンチメンタル 着飾ってた 散々な朝に間延びしたこの部屋で 何を歌えるの 僕ら絵画みたいに口を噤んで そこにただ並んでいたくはないし 燦然な夜の一部になって 無双も迷走もできないけど 願ってばかりで塞がった 両手を解いて ここにいるよってこと交信したい 溶ける、化ける 並んだ優劣で 変わるセカイ逃げ出して