足も震える朝に季節はどこへ行った 窓際に映るのは薄明かりだけ毎日 冷たさに安心を覚える 手のひらにこもる熱の行方には何が 待ってる もうあの時の景色さえも思い出とは 違う もうあの瞬間 思いも掠れてって 気にしてる振りしてる君の影は何を 見てる 少しだけ哀しみみたいなやつが胸を 過ぎる 時間から零れ落ちて今そこで何を 思う 変わっても通り 過ぎてもそれはそれで終わりだ 眠りから覚めた後瞼に残る夢 形から失われ儚さだけが映るの 君と僕の行方に何かが待っていて 形だけの言葉では伝わらない もうあの時の景色さえも思い出とは 違う もうあの瞬間 思いも掠れてって いつからか僕らは当たり前にそれを 捨ててく 残酷な優しさみたいに何もかも 忘れて 風が吹き波が浚う砂の城の跡だけが これからの終わりを 僕らの中に思い浮かべ 何もないのがいい事もあるさ 流氷から溶けてく雫 哀しみ終わる日を思うよ 海岸線に届く昨日 もう繰り返しの中忘れそうな 嗚呼あの瞬間 思いを掴み取って 気にしてる振りしてる君の影は何を 見てる 少しだけ哀しみみたいなやつが胸を 過ぎる 時間から零れ落ちて今そこで何を 思う 変わっても通り 過ぎてもそれはそれで終わりだ