待ちわびた夏に隣で燥ぐ 君と街を抜けていく 先回りをした思い出の景色が 僕らを呼んでいる 今日はきっと、いつかにとっての 永遠になって 遠くなってしまった僕らも 振り返るような 予感がしてる この目で触れて この耳で触れて 止まらない一瞬を逃さないように 焼き付けるように 閉じ込めるように 光を集めてシャッターみたいに 切ったまばたき 会話も髪型も好きな音楽や服も 大切にしたいものも 気にも留めない遅さで 少しずつ変わってくのかな 変わってしまうのかな だけど 今日はきっといつかにとっての 目印になって 遠くなってしまった僕らも 繋がり合うような 予感がしてる この目で触れて この耳で触れて 止まらない一瞬を逃さないように 焼き付けるように 閉じ込めるように 光を集めてシャッターみたい 切ったまばたき 流れゆく視界の中で 君の声も、僕の声も ずっと響きますように この目で触れて この耳で触れて 止まらない一瞬を逃さないように でも、朝も暮れて また、夜も更けて 気付けば浅い夢のように僕ら 思い出の中へ