いつも通りの街並みに 透明な色を今日もひとつ重ねて 頬撫でる風 草木を揺らせば アイデアの雫が落ちてくる 弾むインク スタッカート パラレルワールドを色付けて 広がってく Apricot それはふっと 夜明けの窓から Allegretto 転がり込んだ 甘酸っぱい期待 Apricot いつかきっと 砕け散ってしまうのに …そう思ってた方が痛くないかな 両手いっぱいに湛えた淀み 零さないように 転ばないように 穴だらけの道 真っ直ぐ歩けるほど 器用には生きられないな 曖昧ロケーション 心満たしてく色彩で 不安も 迷いも 塗りつぶして 綺麗なとこだけ見ていたい Apricot 晴れ渡ってく 空の隙間に Anecdote 誰も見たことのない煌めき Apricot 胸をチクリと刺す香りに 戸惑い煮詰めた 思い出も連れて 浮き立つままに描く 等身大のファンタジー Apricot それはふっと 夜明けの窓から Allegretto 転がり込んだ 甘酸っぱい期待 Apricot いつかきっと 砕け散ってしまう その前に この手でそっと受け止めて