Track byピウムジカ
身体にぽっかり空いた穴を 冷たい風が吹き抜ける 寒くて凍えてしまう前に 埋めたいから君を呼ぶ きみを掘り起こして 僕に移し替える きみの優しい心があたたかいね そうして きみは 代わりに空いた穴を 隠して 笑ってた きみを奪い取って 満たされたはずの心の継ぎ目が 軋んで 痛んで ねえ、思い知ったよ 吹き抜ける風ごと愛したい 少しずつ風化しても まるごと自分だと 穴だらけのこの胸を張って 言えたなら やっと ちゃんと きみの隣に並んで立っていられる 気がするんだ