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ガラクタ生命論

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  • 2021.11.20
  • 3:23
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歌詞

昔々のそのもっと昔の まだサイレンや銃声が響いた時代 魔法を持って産まれた少女 数十年で戦争は無くなりましたとさ 然れど少女とて老いて逝くもの 八十年で天命を終えてしまうと 次のクリスマスに魔法は解けて 核弾頭が晴天を喰らい尽くしたのだ 「早く延命治療を施すのだ!」 焦るフィクサー メスを持ったドクター 蘇る生命 あゝSOSは君を乗せて この時代がずっと終わらないように 少女はまた息をする 例の少女は喉が潰れて もう一切の抵抗は出来ないと聞く 然しどうも 僕には理解らないようです この惨状を平和って 人々は呼ぶのです 幸福は実る 奇跡さえ叶う 悦びを皆歌う その代償は唯一つ、少女の心 最早、生命論は意味を成さず 永遠の延命に繋いだ亡霊 嫌気が差すのだ 魔法は疾うに使えなくなっていた 然れど懸命に未来を思って 少女は祈る 終焉

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