星屑ノスタルジー

歌詞

ぽつり点ったオレンジの街灯 ふと立ち止まって 黄昏の帰り道 「また明日」って走ってく影 小さな手に 微笑む 幼い日の私が思い描いてたのは もっとちゃんと大人だったのにな 嫌んなっちゃうよね 他人(ひと)と比べないように 曖昧な不安に 蓋をして寝かせてたの 星降るようなあの頃とは もう違うよね　戻れないと 分かってる　分かってるよ 焼けるような熱さ 甘みも 残さず 受け入れて味わってあげましょう きらり光った夕星は遠く 見上げてみたって 独りぼっちね 君も 水面にうつった家の灯り まぶしく揺れてた 流れる川みたいに 言われるまま流れて 思考する事から逃げてきたの 情けないよね 誰か何かのせいにして ただ身を委ねて 心地よく漂うだけ 星降る夜 待ち望んだって ここからじゃ見えないって 分かってる 分かってるよ 痛むような寒さ 香りも 残さず 受け入れて味わってあげましょう 綺麗なものだけじゃまわらないよ 大人だもん 遠き日々にさよならを 生き抜く私に花束を 星屑みたい 星屑みたいに 煌めいて この世界で 美しくありたいの ほろ苦くて 少しあたたかいこの夜 余すことなく飲み込んで 星降るようなあの頃とは もう違うよね　戻れないと 分かってる 分かってるよ 焼けるような熱さ 甘みも 残さず 受け入れて味わってあげましょう