確かめた ベタに頬をつねる 知らない感覚 当てもなく 歩き続けた 不思議なこの世界をずっと 君と出会い 嫌な事全部忘れそうだ 手首の傷もお揃いなんだね 一つ、二つに収まらない 魅力に溢れた君は 希少な宝石のようだ 醒めない夢をわざと何回止めた? 「止めないで」の声 何度求めた? 解らないよ こんな歪んだ世界じゃ まだ大人になれないから 忘れたくないと夢の中でそう言って 「吸って」 気が済むまで 「吐いて」 このまま瞳を閉じて そのまま夜まで眠ろう 眩しいなら空を黒く塗り潰して どうせこんな世界だ 代わりに誰かの首を刎ねればいい 君がいれば そのナイフ持つ手 何回止めた? 「止めないで」の声 何度震えた? 解らないよ ごめんね ごめんね ごめんね まだ大人になれないから 抱きしめたいと僕が思うように 言葉じゃなくていいから 忘れたくないと胸の中でそう言って