眠れない夜の果て 見慣れている道の上 手に持った缶コーヒー すっかり冷えてしまった 「僕から眠気を奪った理由」 つまりあなたの ことばかり考えたら なぜか悲しくなった 浮かび上がってく街のシルエット 小指でなぞってみる 見下ろした東名高速の オレンジ色の向こうで 夜がね 明けたがっているんだ もうすぐ 意味もない 憂いや不安は 星のように夜明けと共にいなくなる 眠れない夜の果て もしも手を伸ばしたら 指の先から黒に 溶けて消えてしまいそう どれほど綺麗な朝焼けを知っても 夜は怖いから 街が輪郭を取り戻しはじめて やっと安心するんだよ 見下ろした東名高速の オレンジ色の向こうで 夜がね 明けたがっているんだ もうすぐ 意味もない 憂いや不安は 星のように夜明けと共にいなくなる あなたと今度こそは 絶対に分かり合えると信じてる 当たり前の顔して朝は 数十分後には来ているのだろう 同じにあなたの日常でいたいから 夜明けの先で待っていて