塞いでた深い傷痕が 剥がされてくなら 何に縋ればいいの 痛いけな この白い指を温めて下さい 誰が宥めてくれるの 長い雨に染まって癒えた傷が痛み 出して 死にそうになりながらも死ぬ 気になれない まぁね いいわよ どうせ 独りだけ 置いてきぼり食らって 行く先 判らなくなって 描かれた筈の遠い夢が 水に流される そして色を失くしてく… 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて 泪か雨か 判らなくなる程 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて このまま いつか 本当に 独りで生きて行くのか 未来さえ この手には既に 消えかかって来て 何が残ると言うの 新しく自由な場所(ところ)へ 羽根を伸ばしたら 過去は姿を消すと言うの 胸の奥に閉まって歩いて 来たつもりだけど 悲しみは いつの間にか滲み出て来てる そうね 何度もずっと恨んでた あたしの味方なんて きっと誰も居やしないさ 足早に急ぐ人の群れが 擦れ違って行く そして遠くなって行く… 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて これでいいのか判らなくなる程 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて 本気(マジ)でいいのか 本当に独りで生きて行くのか 後 何回 辛い目に合えば あたしの夢は叶うの 硝子越しに映るあたし 笑ってよ 笑ってよ… 笑えない もっと辛くなるだけ 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて 泪か雨か判らなくなる程 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて これでいいのか判らなくなる程 雨に打たれながら泣いて泣いて 泣いて泣いて これでいいのか 本気(マジ)でいいのか あたしは嫌だよ 望んでないよ もうこれ以上 泣きたくないよ もうこれ以上 独りで迷いたくない 迷わせないで 歩かせて