君の知らない場所で僕は ざるのような夢を見てるだけ 穴だらけの僕の体じゃ すぐに空になっちまうのだ 存在すらこぼれ落ちそうな ざるのような夢を見ていた 君にとって大切な 出来事を全て教えてよ 楽しいとか 苦しいとか そんなことなど 分からない ああ もしも君のすべて知れたとしても 心はざるのように こぼれ空っぽになってしまったら どんなに楽になるだろう 君の知らない人にまみれて ざるのような笑みをこぼした 吹けば軽く飛んでしまいそうな 羽のような君を見ていた 後ろめたいことも沢山 洗い流してくれないか 楽しいとか 苦しいとか そんなことなど 分からない ああ 例え君と出会う前に戻っても 同じようになるけど せめて空っぽになってしまうまで この気持ち忘れない もしも君のすべて知れたとしても 心はざるのように こぼれ空っぽになってしまったら どんなに楽になるだろう