VSinger、ボカロP、歌い手など、AWAが注目するネット発アーティストの楽曲を毎月プレイリストで公開。本プレイリストでは2023年3月にリリースされた注目タイトルをセレクトしました。
プレイリストの中からピックアップした5曲をコメント付きで紹介。ぜひプレイリストと合わせてご覧ください。
■注目のネット発アーティス 2023年3月度ピックアップ楽曲
TOOBOE「往生際の意味を知れ!」
ネットシーンを中心に絶大な支持を得てきた音楽クリエイター「john」によるソロプロジェクト・TOOBOEが同名タイトルのドラマ『往生際の意味を知れ!』のOP主題歌に書き下ろした1曲。ポップさと複雑さが共存する曲展開の中で、作中の登場人物のように人々がそれぞれに抱く愛されたい気持ちを描く。ホーンセクションを交えて愛憎をぶっ放すサビも痛快。今までも渇愛をテーマに楽曲を作ってきたTOOBOEらしい、人間臭さに惹かれるナンバー。
菅原圭「リミテッド」
2019年からYouTubeにて動画配信を開始し、人気アーティストへの楽曲提供を行うなど活躍の幅を広げているシンガーソングライター、菅原圭の1stデジタルEP『one way』の1曲目を飾るナンバー。作曲と編曲をボカロPとして活動する雄之助が手掛け、作詞は雄之助の楽曲の多くを手掛ける牛肉が担当。鍵盤やサックスを交えた軽やかなダンスビートと、菅原の儚さと芯の強さが共存する歌声がマッチする。限界を決めつけていた自分を解き放つように、ボーカリストとしての新たな引き出しを開く1曲。
ミセカイ「カラフル」
“ビジュアルからインスパイアされた曲を作る”をコンセプトにした「アマアラシ」と「千鎖」による男女混声ユニット、ミセカイの4thシングル。イラストレーター・けーしんのイラストからインスパイアされて作られた本楽曲は、カセットデッキの音で始まり、レトロなシンセサウンドを軸にポップかつキュートに弾けるナンバー。瑞々しく抜けの良い千鎖のボーカルと、優しく寄り添うようなアマアラシのコーラスワークも抜群で、1日の始まりに極彩色の情景を描き出す1曲。
ChumuNote「Broken Promises (feat. Purukichi)」
ミキシングエンジニアやライターとしても活動するVTuberのChumuNoteがトラックメイカー/DJのPurukichiをフィーチャリングに迎えた楽曲。Purukichiが手掛けた煌びやかなシンセとUKガラージ調のビートに、大切な人に裏切られた感情を歌ったChumuNoteのクールなボーカルが耳に残る。過去を振り切るようなスタイリッシュでアップテンポのダンスミュージックに、心も身体も動かさずにはいられない。
むト「レブル」
2018年に活動をスタートし「歌ってみた」や弾き語り動画で若い世代を中心に人気を集め、直近では須田景凪やMAISONdesの楽曲にも参加した注目アーティスト、むトが20歳の誕生日である3/6に初めて自身で作詞作曲を手掛けた新曲をリリース。曲名の「レブル」は日本語で反逆者の意味。人生の節目に無色透明な心情を刻んだ、壮大なミディアムナンバーに仕上がっている。声を震わせるような歌と、内なる叫びのように響き渡るアウトロのギターソロがエモーショナル。
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