君のせいだ どうしてくれんだ この胸がチクリ 痛むんだ 夜が走ってく 朝に向かって あの日と同じような月が僕を見てる まんまるなお月様 いつもは真っ暗な道 こんなに明るい夜は すべて見透かされそうだ 車走らせた猪苗代湖 君は隣にいないけれど 見つからないようにキスをした 感触を今も覚えてる 君のせいだ どうしてくれんだ この胸がチクリ 痛むんだ 夜が走ってく 朝に向かって あの日と同じような月が僕を見てる あの月になれたなら 君を見つけられるかな 今頃、知らぬ誰かと… なんて考えたくもないや 君が僕に言った「さよなら」は 涙の匂いがしたけれど なんでかな今夜、吹く風も 鼻の奥をツンとさせる 君のせいだ どうしてくれんだ 目の前が涙で滲んだ 赤信号が青に変わった そろそろ進まなくちゃ そっと涙を拭いた 寂しさっていう感情は いつの日か捨てたはずなのに 一人でいたくない夜だから 想うくらいは許してよ 君のせいだ どうしてくれんだ 思い出が僕を責めるんだ 元気にしてるか? 笑ってますか? そんなこと考えてる 君のせいだ どうしてくれんだ この胸がチクリ 痛むんだ 夜が走ってく 朝に向かって あの日と同じような 月が消えてゆく どうぞお元気で