いつものランニングコースで ほのかに香るキンモクセイ 何よりも一番先に浮かんだ 君の顔 何度目の秋になるんだろう 通り過ぎて行く人たちも それぞれの物語を それぞれに生きている どこまでも澄み渡った この空のような人 陰っていた僕の気持ち スッと晴らしてくれた 自分のために使ってたものを 誰かのために使えたなら もっと豊かな気持ちになれることを 知ってるから 通り過ぎる人の気持ちを こんなにも優しくしてくれる このキンモクセイのような 花を咲かせたい 冷たい風が通り過ぎる 僕を何度も追い越して この風はどこへ帰るのか 黄昏を運んで 遠く遠く 離れている この空のどこかで 同じような悲しみを抱えてる 人がいる 人は初めて痛みを知り 人に優しくなれるのかも 他の誰かに同じような 想いをさせないように 通り過ぎる人の気持ちを こんなにも優しくしてくれる このキンモクセイのような 歌を歌いたい 自分のために使ってたものを 誰かのために使えたなら もっと豊かな気持ちになれることを 知ってるから 通り過ぎる人の気持ちを こんなにも優しくしてくれる このキンモクセイのような 花を咲かせたい