空は綺麗だった 息が詰まるくらい 誰かが呼んでる気がして振り向いた オルガンがどこかで響いて ほころびた 僕のガーゼをなでた 遠く何かを願っても キラキラと散らばってしまう ひとり置き去りの僕は もう飽きてしまったのに 僕は知ってるんだ 終わりが来る事を 気づかないふりでこころを閉ざして うまく口笛が吹ける日を 待ち続けて また空を見上げた 遠く何かを願っても キラキラと散らばってしまう ひとり置き去りの僕は もう飽きてしまったのに 空へ墜ちる夢で目覚めて 涙があふれた それはまるで嘘みたいだった――。 遠く何かを願っても キラキラと散らばってしまう ひとり置き去りの僕は もう飽きてしまったのに オルガンがまだ聞こえた オルガンがまだ聞こえた